カラスのイメージを変えたいということもあって、このスピリチュアルな観点でのカラスという記事を書かせていただきました。
内容としては、古代の日本や海外では神聖な生き物として考えられていたことやカラスが現れた時のサインや解釈・意味・メッセージについて書いています。
Contents
カラスは怖いと思われがちだが・・・なぜ?本当は、吉兆や幸運をもたらす象徴かも?
日本では黒色で怖い・不吉な存在とされることの多いカラス。
何故かと言いますと、カラスの黒色が黒星・黒幕・腹黒・ブラック企業などという意味で日本では使われるからと考えられます。
ただ、このことによる思い込みで、カラス=不吉と捉えられているように思います。
しかし、カラスは決して不幸の鳥ではありません。
私は、吉兆や幸運の象徴と考えているところもあります。
以前に私の母親が身内が亡くなるときや入院するときにカラスが近所で騒ぐことによって感じ取ったりしているということを書きました。
このことも、不吉な現象として捉えているのではなく、メッセージとして受け取っているだけのものです。
カラスを怖いと思ってしまう理由の一つに、動物の死骸などを突いて食べている様子を思い出すことも多いと思います。
もちろん動物であるので、餌として食べているということを否定するわけではありませんが、亡くなったものが早く土に還れるように手伝いをしてくれていると私は思っているところもあります。
このように考えてみると、少し考え方や思いも変わってくるかもしれません。
話は変わってしまいますが、このような考え方の置き換えができるようになると、良いことを引き寄せる下地ができていきます。練習してみるのも良いと思いますよ!
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カラスは、古代の日本では神聖な生き物として考えられていた!!八咫烏とは?
日本は、古代には神聖な生き物として考えられており、太陽神である天照大御神の使いであり、太陽の化身・夜明けの象徴。叡智を告げる鳥とされています。
古事記や日本書紀では、神武天皇が東征のおりに神からの遣いとして八咫烏(ヤタガラス)が熊野から大和国へ松明を掲げ、道案内をしたとされています。
八咫烏の八咫とは、大きいという意味で直訳すると、大きいカラスということになります。
特徴は3本足で、それぞれの足が天・地・人を表し、神と自然と人が同じ太陽から生まれた兄弟であるという意味を表しているそうです。
熊野三山と呼ばれる「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」でも、カラスは神の使者・眷属とされており、八咫烏は熊野大神(素戔嗚尊)に仕える存在として、熊野のシンボル・信仰される存在となっています。
八咫烏は、サッカー日本代表のシンボルマーク・エンブレムとして有名であるのでご存じも方も多いと思います。
山岳信仰を起源に持っている修験道もカラスは神の使いとしていたそうで、前にしか進まない鳥ということで、未来を切り開く存在であるとも考えられている。
カラスは、海外でも神聖な生き物として考えられている!!
実はカラスを海外では神聖な生き物として考えられている国も多いのです。
北欧の神話では、最高神オーディーンの遣いとしてカラスが2羽登場しています。
オーディーンを描く時には、肩に2羽のカラスを一緒にセットとして描くことが多いそうです。
古代エジプトでは、アレキサンダー大王を砂漠の窮地で救ったとされていますし、ギリシャ神話では、太陽神アポロンに仕えています。
中国では太陽の黒点は、カラスであるとされて、月にはウサギ、太陽にはカラスが棲むことが象徴とされている。
日本でも太陽神である天照大御神の使い。ギリシャ神話でも太陽神アポロン、中国もカラスは太陽に棲むとされており、太陽と関り持つ鳥。
太陽神の使い・太陽神の化身とういことで、陰陽で考えると陽の性質を持つ・プラスのエネルギーの鳥ということになります。
八咫烏の足が3本の理由も陰陽では、奇数が陽となるので太陽の使い・化身・象徴である八咫烏が2本足ということはありえないと・・・
ちなみに古来より太陽を表す数字も3になるそうです。
関連ページ → スピリチュアルな観点でのカラスの夢、羽の意味や解釈、メッセージと霊能者とカラスの交流の話
カラスがあなたのところに現れたサイン・解釈・霊的な意味・メッセージ
基本的なあなたがカラスを見た時のサインや解釈・意味・メッセージを書いてみます。
あくまでも基本的なもので、あなたがその時にどのような印象を持ったか・感じたかを大事にして下さい。
神社でカラスを見たときは吉兆の意味・メッセージ!!
神社でカラスを見ることは吉兆とされます。
〝神さまの歓迎〟を現しているとされ、神さまがあなたに寄り添ってくれていることを象徴していると解釈することができます。
また、カラスが鳥居に居てくれている場合は、〝最高の祝福〟をされていると言われます。
何故なのかと思い私自身で解釈してみましたが、神さまの使いであるカラスが神社の入り口である鳥居までお迎えに来てくれていると捉えることができました。
その後からは、神社に行ったときに鳥居でカラスを探すようになってしまいました・・・
関連ページ → スピリチュアルな観点での黒色、黒猫について
カラスが家に来た(屋根やベランダなど)ときは、成功や良い収穫の前兆!!
成功する・良い収穫があるときの前兆と捉えることができます。
神さまの使いが家に来るわけですから、悪いはずがないですよね!
昔は、カラスが家に来ると豊作のサインとしていたようですが、今と昔では世の中変わっていますし、今で解釈すると成功する・良い収穫があることの前兆のサインと捉えることができると思います。
今取り組んでいることが実を結ぶ、何かしらの成功や成果が出ることへのサインと考えることができます。
カラスがあなたの近くに寄ってくる(頭の上や横切るなど)。近くで鳴く・飛ぶ・通ることの意味
新しいことに挑戦する・一歩前に踏み出す時期であると捉えることができます。
先程書いたように、カラスは前にしか進まない未来を切り開く存在。
そのカラスがあなたの近くを飛ぶ・鳴く・通るということですから、このようなサインとして受け取ることができると考えられます。
ただ、書いていて思ったのは、どの方向にどのように飛んでいったのか?通っていったのか?鳴いたのか?ということも重要になると思いました。
その辺りもしっかり見たうえでの解釈が必要だと思います。
関連ページ → スピリチュアルな観点での蝶(蝶々)について
何かの行動を起こした時にカラスが目の前に現れたときは、その行動の正しさ示してくれている?
あなたが何かを行った時にカラスが現れる時などは、あなたのとった行動が正しいとして存在が現してくれることもあるようです。
カラスが現れないからといって、間違った行動ということではないので、その辺りは勘違いしないように・・・
朝や昼にしか鳴かないカラスが夜に鳴く声を聞いたときは、メッセージがあるときや魔除けをしてくれている!!
鳥というのは、日の出に目覚め、日の入りに巣に帰ると言われます。
そうなると、朝や昼に鳴くことは普通ですが、鳴き声を夜に聞くことは、稀なこととなります。
カラスの夜の鳴き声は、天使のメッセージや亡くなった方の魂からのメッセージを託しているというように言われます。
天使のメッセージと思われる方は、どのようなメッセージなのかと意識を合わせてみてください。
亡くなった方が思い浮かぶときには、どのようなことを伝えたいのだろうか?と意識を合わせたり、その亡くなった方を知っている人と思い出話をしてみてあげて下さい。
また、もう一つの捉え方として、危険を寄せ付けないように鳴いてくれていると考えることもできると思っています。
あなたを守ろうとしてくれているということです。
私は、ご神仏さまやあなたのご先祖さま、お亡くなりになったお知り合いの方たちが、あなたへの魔除けの意味合いでカラスを使って行ってくれていることだと解釈しています。
関連ページ → スピリチュアルな観点での蜂について
カラスの死骸を見たときは、良くないことを引き受けてくれたのかも?
カラスの死骸を見ることは大変珍しいです。
用心深く、すばしっこいので車に轢かれることもほとんどないからです。
また死んでしまっても、野生動物がすぐに食べてしまうということということもあると思います。
しかし、このように珍しいカラスの死骸を見たときには、あなたの身代わりになって良くないことを引き受けてくれたと解釈できることもあります。
身代わりと言ってしまうと、申し訳がないというような気持になってしまう方も多いかと思いますが、あなたにその現象を見せることに意味があったと理解して、プラスに捉えましょう。
〝厄を払ってくれたので、幸運の兆し!!ありがとう!!〟と捉えると、その存在も意味を成したことで喜んでくれているのではないかと思います。
関連ページ → スピリチュアルな観点でのトンボについて
「カラスが家の屋根に止まり鳴くと人が亡くなる。」や「カラスが水浴びした家は火事になる。」というような良くない意味や捉え方をされているものもあります。
上記の「黒色のカラスは怖いと思われがちだが、古代の日本では・・・」のところでも母親は身内が亡くなることや入院することをメッセージとして捉えていると書かせてもらいました。
〝天に召される魂を迎えに来てくれている。〟や〝亡くなった魂をあの世に導いてくれる。〟
〝家の災いを祓いに来ている。〟や〝何かしらの注意を促しに来てくれている。〟
私は、このように捉える・解釈することが多いです。
そして、重要なので再度書かせていただきますが、その現象を見た時にどのような印象を持ったか・感じたかを大事にして下さい。
この記事の内容では、良くない印象や感じを持った時のことを書いておりませんが、そのような印象や感じを持った時にはそのように捉えたり、解釈をします。
関連ページ → スピリチュアルな観点でのカラスの夢、羽の意味や解釈、メッセージと霊能者とカラスの交流の話
まとめ
カラスの黒色が黒星・黒幕・腹黒・ブラック企業などという連想させ、怖いというイメージやカラス=不吉と捉えられてしまっている。
古代の日本では、太陽神である天照大御神の使いであり、太陽の化身・夜明けの象徴。叡智を告げる鳥として、神聖な生き物として考えられていた。
八咫烏は、神武天皇が東征のおりに神からの遣いとして道案内をし、熊野大神(素戔嗚尊)に仕える存在として、熊野のシンボル・信仰される存在となっている。
海外でも北欧の神話で最高神オーディーンの遣い。古代エジプトでは、アレキサンダー大王を砂漠の窮地で救い、ギリシャ神話でも、太陽神アポロンに仕えていて神聖な生き物と考えられている。
カラスがあなたのところに現れたサイン・解釈・意味を考えたり、どのようなメッセージがあるのかは、あなたがその時にどのような印象を持ったか・感じたかが大事にする。
今回は、カラスのイメージを変えたいということでカラスの意味や解釈、メッセージを書いていますが、スピリチュアル全般を勉強したいという方のために無料メルマガを始めました。
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