魂について、少し書いてみたいと思います。
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魂がもともと持っている、目に見えないものを感じる力
私たちは、目では見えないものを五感で認識できないものを感じる『力』を持っています。
目には見えないけれど『確かにある』というものは、皆さんも周知の通りと思います。
例えば空気などですね。
私たちの意識や命というものも目にははっきりと見えるもの(五感で認識できる)ではありません。
それと同じく人というものは、体・精神(心)・魂の三位一体であると考えます。魂もまた目には見えないけれど確かにあるものなのです。
私たちの普段の生活は、ほとんど五感から情報を得ることにより行えてしまいます。
五感に頼って生きているといってもいいと思います。
今の生活環境は、ほとんどのことが、その五感からの情報でこなしていけるからです。
その為に脳がその情報に頼り切ってしまい、元々ある目には見えない五感からの情報では認識できない『感じて観る』ことが出番を失っているのです。
この感覚を取り戻していくためには、植物や木に手をかざしてみて、植物や木の振動のようなものを感じてみる。このような訓練からしてみると元々持っている感覚を取り戻していけると思います。
最初は難しいと思うかもしれませんが・・・
是非、試してみて下さい!!
今世での学び・経験をプログラムして生まれてくる
私たちは、この地球に生まれてくる前に今世で何を学び・経験してくるのかをプログラムして生まれてきます。魂の学びや経験を積みに来ているのです。
今、出会っている人達は、あなたのプログラムに合わせた学び・経験を積んでもらうためにいろいろ動いてくれている人達です。あなたも同様に出会っている人達のプログラムにあるように動いている訳です。
こんな嫌な思いをさせられた、こんな悲しい思いをした・・・それは全てあなたのプログラムに沿って動いているのです。嬉しいことも楽しいことも同様です。
そんな嫌な悲しい思いを経験することを私自身は決めてないと思われるかもしれませんが、生まれる前には今世でこのような経験を積んで成長しようと決めて来たのです。
ちなみに生まれる前に決めたプログラムのことは忘れて生まれてきます。覚えていたら意味をなさなくなってしまうからでしょうね。まれに覚えている人もいるようですが・・・。
私の知り合いの方の子供さんでとてもかわいい3兄弟がいるのですが、3番目の弟くんが、お兄ちゃん達が先輩風を吹かせると「僕の方が早く生まれて、お兄ちゃんになるはずだったのに・・・。」と意識はしてないのでしょうが言う子がいます。
基本的なプログラムは変わらないのでしょうが、生まれる順番が変わっちゃったのでしょうね。
またの機会にしますが、子供は親をしっかり選んで生まれてきていますよ!これも自分のプログラムの一部になるのでしょうが。
話は戻って、嫌なことをしてくる人・悲しいことなど、それを学ぶ・経験するために私たちがプログラムしてきているのです。
あなたが好きだな・嫌いだなという感情もそれを学ぶ・経験するためにプログラムしてあなたの前に現れてきたものです。
そう考えるとちょっと嫌だなぁと思う人にも意識が変わってくるかもしれませんよね。
魂の成長段階により、人生の課題・問題も変わってくる。
魂にも成長段階があります。その成長段階によって、課題や問題のレベルも大きく違ってきます。
例えばですが、赤ちゃん・保育園児・小学生・中学生・高校生・大学生と人間の成長段階があるように魂にも成長段階があるということです。
これに関しては大学生の課題・問題を経験している方が小学生の課題・問題を経験している方よりも魂の成長に関してして進んでいるとはいえるのでしょうが・・・
だからと言って、すごいとかそんなことではなく、それぞれのペースで歩んでいくものだと思います。中学生の課題・問題をしっかりやりたければ、その課題・問題ととことん向き合う。
それも自分自身の魂が生まれてくる前にプログラムしてくるのです。
課題・問題にも種類・分野があるわけですが、この種類・分野の課題・問題のレベルは大学生だけれど、こっちの種類・分野の課題・問題のレベルは保育園児や小学生ということはなく、魂の成長段階である程度の同じくらいの課題・問題のレベルをこなしていくようになるようです。
魂の成長段階の課題・問題の例
前回、赤ちゃん~大学生という様に人間としての成長段階があるように魂も成長段階で課題・問題のレベルが変わっていくということを書きました。
そのことについて、もう少し書いていきたいと思います。
例えば、自分自身が決めた人生のプログラムの中で、人の優しさについて課題を決めてきたとします。
下記のような怪我・病気をすることで人の優しさを感じると、人生のプログラムで決めたとします。
(※ 例であり、優しさを経験するためには怪我や病気をするというものではありません。)
- 手を骨折して、そこで不自由になることにより、人に助けてもらって、人の優しさを感じることができた。
- 内臓に不具合が出てしまって入院し、家族・友達・看護してくれる方達の優しさに触れることができた。
- 事故に遭い体に障害を負ってしまい、その人生の中でいろいろな人達に優しく接してもらい、助けてもらった。
例えば、①~③のように程度が違う怪我・病気で、人の優しさに触れることにより、何を考え・思い・行動・経験していくかを魂の成長段階よって自分自身で決めます。怪我・病気が重い軽いではありません。
赤ちゃんの成長段階の魂は、人の優しさを体感(経験)する、もう少し進んで優しさを体感(経験)し感謝が生まれるプログラムの中の1つの学びとして決めて来ているのかもしれません。
小学生の成長段階の魂は、人の優しさに触れる、与えられることよって感謝が生まれることを知り、ということを自分自身が逆の場面に遭遇した時のその優しさを与えることができる(実践)ことをプログラムの1つとして経験することを決めて来た。
大学生の成長段階の魂は、この人の優しさによって世の中の人達が人に優しい行動をとれることがどれほどに尊いことであるのかの真を説き人々の中に元々存在している優しさを喚起していく働きかけと信頼と愛の眼差しを注ぎ続ける高い視点での役割をそのプログラムに組み込んでいる。
このような感じになるかなぁ~と、例として書いてみました。
これは1部の例であり、そのプログラムの1コマであるので、一人一人のそのプログラムは多種多様・十人十色になります。
同じような出来事をプログラムしていたとしても、その出来事からの精神性や経験値の学びは違うものであったりする。それほどまでに精密・精巧に完璧にプログラムは計画されているようである。
魂のレベルと目に見えないものを感じる超感覚の関係
魂は、スパイラルの螺旋を描きながら成長していっています。
スパイラルの螺旋を描きながら成長する魂の成長が進むと、当然、五感からの情報以外の感覚がより鋭敏になってきます。
物事の本質やその真を見極める力も当然上がってきます。
ただ、しかし、だからといって魂の高い人がみんなその超感覚を持っているかというと、そんなことはありません。
例えば、自分の畑で真心を込めて、自分たちの生活に必要な野菜を作り、沢山採れた時にご近所ににこやかに分け与えられている老夫婦が居るとします。
その老夫婦には超感覚がなくても魂のレベルは、とても高いということもあります。
困った人がいれば助け、感謝を押し付けず、自らはすべてに感謝の心であたり、淡々と日々の営みを繰り返している人達の中にとんでもなく魂レベルの高い人がおられたりします。