『魂の構造』『魂の構造リーディング』について②からの続きになります。
『魂の構造』『魂の構造リーディング』について②では、『魂の構造』の7大項目の中で。7つのゴール・モード・態度のことについて書かせていただきました。
ここでは7大項目の中の説明ができていない残りの3つの大項目の中の7つのセンター(能力タイプ・特徴)・7つの錨(課題・生命損失を防ぐ安全策)の2つについて書かせていただきます。
Contents
スピリチュアル的な観点での魂 『魂の構造』『魂の構造リーディング』
7つのセンター(能力タイプ・特徴)
7つのセンターは、霊的な意識で「物事を思考優位で知覚しているか?」「感情優位で知覚しているか?」。日常的な意識で「物事を思考優位で知覚しているか?」「感情優位で知覚しているか?」。それとも、「体の感覚を優先しているのか?」などに関係してきます。
このセンターも他の大項目と同じように7つの小項目があります。どのセンターを主要でよく使っているかということが、どのチャクラが活性化して、機能しているかということも関係してきます。
7つのセンター(能力タイプ・特徴)は、下記になります。
【高次の知性】【通常の知性】【高次の感情】【通常の感情】【高次の運動】【通常の運動】【本能】
7つのセンター(能力タイプ・特徴)にも、他の7つの大項目の小項目と同じようにポジティブ・プラスの性質・表現とネガティブ・マイナスの性質・表現があります。また、他の7つの大項目と違うのは、【知性】【感情】【運動】【本能】の4つのカテゴリー分けをした中から3つの項目を選択することになります。
見やすいように分けると下記のようになります。
【高次の知性】++統合 +テレパシー or 【通常の知性】+洞察 -推論
【高次の感情】++共感 +直感 or 【通常の感情】+感性 -感傷
【高次の運動】++耐久性 +活気 or 【通常の運動】+生産性 -熱狂的
【 本能 】 +原始的 -解剖学的
※高次の知性・感情・運動の高次のセンターにも、ネガティブ・マイナスの性質・表現がありますが、全体として否定的な経験にならないので+で表しています。
例えば、【高次の知性】+テレパシー、【通常の感情】+感性、【通常の運動】+生産性である人がいたとします。
物事の成り立ちや法則、互いの関連性を理解することが得意で、精神世界の話にも違和感なく聞くことができる。また、人が考えていることが分かって、驚かれるといいことも度々ある。(【高次の知性】+テレパシー)
仕事で大企業と関わることが、大きい企業の仕事の仕方・考え方などに触れ、昔は小さい会社であったのに。「なぜ、大きくなれる会社と中小企業のままの会社のどこがちがうのか?」そこには何があるのかをしりたいと思っています。(【通常の感情】+感性)
以前は、徹夜をして仕事をするなどと、仕事のみをするという生活であったが、健康のことを考え、ウォーキングや軽いジョギングを行うようになり運動をすることで心身ともにリフレッシュして仕事も効率的に行えるようになった。また、知り合いから瞑想が良いという情報を聞きつけ、実践して集中力も上がり、更に効率的に仕事ができるようになってきている。(【通常の運動】-熱狂的から+生産性へ移行)
また、瞑想への興味が出てきて、しっかりと講座で学び、実践するようになったことで、インスピレーションが沸き、仕事や人生に役立つアイデアや気づきが得られるようになり、直感の使い方も理解できるようになってきた。(【高次の知性】が活性化してきている。)
1つの例として書いてみました。同じセンターを持っていても、他の6つ大項目・小項目によって、現れ方、体験することは異なってきます。
7つの錨(課題・生命損失を防ぐ安全策)
この7つの錨というのは、「欠点」「短所」「課題」「罠」となるもののことになります。「欠点」「短所」とか「罠」とか何か否定的な感じを受ける方もいるかもしれません・・・
『魂の構造』の中で、欠点・短所や課題になるものの主な特徴を一つ選びます。一つと言っても欠点・短所が一つということではないのですが・・・
しかし、この欠点・短所に感じるようなもの持っていることによって、自分自身を救う安全策、逆の見方をすると長所というものにもなるうるものなのです。
7つの錨(課題・生命損失を防ぐ安全策)は、下記になります。
【欲】【自己破壊】【放漫】【卑下】【短気】【殉教】【頑固】
7つの錨にも、ポジティブ・プラスの性質・表現とネガティブ・マイナスの性質・表現があります。
例えば、課題・生命損失を防ぐ安全策に【欲】を持っている人がいるとします。
【欲】ポジティブ・プラスの性質・表現は、「自己本位」となります。このポジティブ・プラスの性質・表現の「自己本位」がでているときには、欲に対してのコントロールが効いています。あれが欲しい・これが欲しい、こうしたい・ああしたい、という欲を自分自身で意図的・自覚的に満たしている状態になります。
【欲】ネガティブ・マイナスの性質・表現は、「貪欲」となります。ポジティブ・プラスの性質・表現は、「自己本位」と違って、欲に対してのコントロールが効かない状態です。欲に駆られて自分を失っている状態で、あれが欲しい・これが欲しい、こうしたい・ああしたい、という欲を意図的・自覚的でなく、本当に欲しいもの、本当にしたいことが分からなくなってしまっています。
【欲】ポジティブ・プラスの性質・表現は、「自己本位」もネガティブ・マイナスの性質・表現は、「貪欲」にも裏側には、十分に持っていないということへの恐れの感情が隠れています。
「短所」「欠点」なんて、やっぱり必要ないし、転生の前に選んで・決めてこなくてもいいのではないかと思う方もいるかもしれません。
『魂の構造』の中に「短所」「欠点」となる7つの錨(課題・生命損失を防ぐ安全策)を組み込む理由についてですが、3つ書かせていただきます。
一つ目は、転生ごとにさまざまな変化のある体験を私たちはすることによって、人の理解や人間性深めることができて、魂を成長させ、霊性の目的・ゴールを達成していくことができるわけです。その中で、【障害物の役割】というものがあります。障害となる「短所」や「欠点」がなければ、目標の達成が簡単・平坦になってしまい、さまざまな変化のある体験をすることが減ってしまうと考えられるからです。
二つ目は、「短所」「欠点」が【調整の役割】を果たしている。「短所」「欠点」が人生における体験・課題の難易度を調整できるようにどの程度の障害にするのかということを設定できるようになっていると考えられます。
三つ目は、「短所」「欠点」が生命の危機的な状況から生命を救う【安全策としての役割】にもなると考えられます。例えば、スラム街に住む子供が、【短気】のポジティブ・プラスの性質・表現の「大胆」により、ここでの生活には耐えられない・我慢できないとスラム街を飛び出して、さまよった末に行きついた場所での出会いから仕事を覚えることができて、スラム街での生活から逃れることができるということもあります。
また、もう少し書くと、覚えた仕事で、【短気】のネガティブ・マイナスの性質・表現の「狭量」がでてしまうと、関連の業者やお客さんとケンカをしてしまうということを起こしてしまうかもしれません。逆にポジティブ・プラスの性質・表現の「大胆」が良い方向にでると、思い切った企画をやってお客さんを喜ばせたり、思い切って決断したことがうまくいって売上を伸ばすことにつながるかもしれません。
実際のリーディング・カウンセリングでは
実際の『魂の構造リーディング』の際には、7大項目の7つの小項目、その他のたくさんある要素をとらえて、「その人ならではの経験や特徴や事例」をリーディング・カウンセリングしていくので、一人として同じ内容になることありません。
まとめ
7つのセンター(能力タイプ・特徴)は、霊的・日常な意識で思考優位・感情優位で知覚しているか?それとも、「体の感覚を優先しているのか?」などに関係してきます。
【高次の知性】or【通常の知性】、【高次の感情】or【通常の感情】、【高次の運動】or【通常の運動】、【本能】となり、【知性】【感情】【運動】【本能】の4つのカテゴリー分けをした中から3つの項目を選択することになります。
7つの錨(課題・生命損失を防ぐ安全策)は、欠点・短所に感じるようなもの持っていることによって、自分自身を救う安全策、逆の見方をすると長所というものにもなるうるものです。【欲】【自己破壊】【放漫】【卑下】【短気】【殉教】【頑固】があります。
実際の『魂の構造リーディング』の際には、7大項目の7つの小項目、その他のたくさんある要素をとらえて、「その人ならではの経験や特徴や事例」をリーディング・カウンセリングしていくので、一人として同じ内容になることはない。
参考・引用文献 ワンネスインスティテュート365日メルマガ